着なくなった着物を売りたいなと思ったとき。
出来るだけ高く売りたいですよね。
クリーニングに出しておけばいいのか、普通の服のようには行かないので悩みますよね。
高く売るためには２つのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
どんな着物か証明できるように準備しよう
これはこういう着物ですよと証明できるものを探しておきましょう。
落款（らっかん）や証紙といいます。
なかなか聞きなれない言葉ですよね。
落款とは、着物名札のような物で、いつ作成したか、どんな織り方なのか、作者は誰か、
その着物の細かい情報が分かります。
証紙とは、伝統工芸品などにつけられます。着物の産地や、製造者の名前も分かります。
厳しい査定に合格した着物だけにつけられるので、これがあると着物の価値と品質がしっかりと保証されます。
私も服を売ろうとしたときに、ブランドものだけれどタグを切ってしまったので買い取ってもらえなかったことがありました。
着物もちゃんとこういう物ですよ！という証明がないと判断することができないそうです。
なので売る前に着物に落款や証紙があるかしっかり確認して保存しておきましょう。
保存状態を確認してクリーニングに出すか判断しよう
着物は保存状態が良ければ良いほど高く売れます。
例え未使用品でも、保管状態が悪く、シミや虫食い穴などがあれば、高くは売れませんよね。
保存状態が悪ければクリーニングに出せばいいのでは？と思うかもしれません。
でも、着物のクリーニングって本当に高いんです。
一着一万円くらいは最低限の予算としてみておいた方がいいでしょう。
そのため、落款や証紙などがあり、高く買ってもらえそうな着物の時にはクリーニングに出すのがいいと思います。
そうでない場合は売る金額よりもクリーニング代の方がかかってしまった、なんてことも。
保存状態が良い物、逆に悪すぎてクリーニング代の方が高くなりそうな物は、風通しの良いところで陰干しをしておきましょう。
落款や証紙、着物をしっかり保管しておこう
着物を売る前には落款や証紙があるか確認して無くさないようにしましょう。
買った時から大切に保存しておくのが一番ですよね。
そしてクリーニングは、着物を売る時の値段を考えながらかけるかどうかを決めましょう。
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