MENU

着物の重さの違いとは?

本ページはプロモーションが含まれています

着物が好きで、呉服店で購入したり、中古の着物取り扱い店で手に入れたりすると、重さが違うことに気が付きませんか?

私も、母や祖母が着物を持っているので、見るのも好きで良く触らせてもらいました。

帯の重さも様々で、子ども心に不思議だなと思った記憶があります。

今回はそんな着物の重さの違いについて考えていきたいと思います。

きもの着方教室いち瑠の無料体験レッスン受付中
目次

高い着物は重いというのは本当なのか?

一般的には、高価な着物が必ずしも重いというわけではありません。着物の重さは、素材、デザイン、製造方法、装飾などの要因によっても異なるからです。

着物の素材には、シルク、ポリエステル、ウールなどがあります。シルクは軽量で滑らかな質感があり、高価な着物の素材として広く使用されています。ポリエステルは軽量で柔軟性があり、より安価な着物に使用されることがあります。

また、着物のデザインや製造方法によっても重さが異なってきます。例えば、厚手の生地や多くの装飾が施された着物は重くなります。また、縫い目や留め金、裾に重みを加えるための重りなど、着物の構造上必要なものもあります。

しかし、重そうな着物ほど高いのではないかと思う人が多いのではないでしょうか?

着物が重いということは、着物に使われている糸の密度が高いため、ずっしりと重く感じるということです。

糸がたくさん使われているとその分布の値段は上がってくるので、重い着物は高いと言われているのですね。

さらに裏地までしっかりと糸が使われている生地だと、より一層重く感じます。

それだけしっかりと織られているならば、とても着心地がよく優雅に感じることでしょう。

総合すると、高価な着物が必ずしも重いというわけではありません。着物の重さは、素材やデザイン、製造方法などの要因によって異なるため、選ぶ着物によっては軽くて快適なものもあります。

重いから良い軽いから悪い、というわけではない

重い生地が高級ならば、中古品を買うときには重い着物を選んで買えばいいのでは?と思うかもしれませんが、着物にも夏用や冬用があります。

夏用は冬用よりも涼しくできているので、その分重さも変わることが予想されますよね。

また、いくら重くても証紙が付いていなかったり、汚れていたりしたら、価値も下がります。

さらに、着物の布地にも生絹、木綿、麻など様々な種類があります。

重さだけにとらわれるのではなく、その時々の用途や気温などに合わせて選ぶことが大切ですね。

重い着物は高級なものが多いけれど、その時々のTPOに合わせて着物を楽しもう

着物の重さについて、まとめると、

  • 素材 着物の素材は、シルク、ポリエステル、ウールなどがあり、それぞれの素材には重さや手触りが異なります。シルクは軽く滑らかな質感があり、高価な素材として知られています。
    ポリエステルは軽く柔軟性があり、より手頃な価格で入手できます。
    ウールは比較的重く、冬用の着物に使用されることがあります。
  • デザインと装飾 着物のデザインや装飾には、刺繍、染め、金属糸、ビーズ、繊細な刺繍、宝石などが含まれます。これらの装飾が多いほど着物は重くなります。
  • 製造方法 着物の製造方法は、手縫いや機械縫いなどがあります。手縫いの着物は、繊細な手仕事が施されているため、慣れた技術者によって手縫いされたものは、緻密な縫い目や美しいデザインが特徴ですが、一般的に機械縫いに比べて重くなります。
  • 着物の種類 留袖、訪問着、振袖、小紋など、着物にはさまざまな種類があります。その中で、留袖や訪問着のように、厚手の生地や大きな装飾が施されたものは、一般的に重くなります。

以上のように、着物の重さは、素材、デザイン、装飾、製造方法などの要因によって異なります。

正絹で織り方のしっかりした着物は確かに重い方が多いですが、軽い食事会などにはそこまで格式の高いものは求められませんよね。

私の持っている着物はそこまで重くないもので値段も手ごろでしたが、デザインがとにかく気に入っているので長く使っていますよ。

重いからいい着物、軽いから安い着物ということだけにとらわれずに、その場の格式に応じた着物で自分の好みの物を着てほしいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次